UJIEN ― 碾茶 と 現行マスター

碾茶と現行を比べる

碾茶 #486a2f は、業態カラー廃止(2026-08-28)で退役した CAFE の色です。
比べたところ、いま検討中の K40 と非常に近いことが分かりました。

013色を並べる

碾茶(退役)#486a2f L* 41.0/C* 37.4/色相 129°
白地CR 6.22
現行 K60#475326 L* 33.3/C* 27.7/色相 118°
白地CR 8.29
K40(検討中)#5c6a2e L* 42.4/C* 35.0/色相 116°
白地CR 5.91

白地に置いたとき

碾茶#486a2f
現行 K60#475326
K40#5c6a2e

02🚨 碾茶は K40 とほぼ同じ場所にいます

碾茶現行 K60K40
碾茶からの距離 ΔE14.08.8
明るさ L*41.033.342.4
鮮やかさ C*37.427.735.0
色相129°118°116°
碾茶と K40 は、明るさも鮮やかさもほとんど同じです。L* 41.0 対 42.4、C* 37.4 対 35.0。
違うのは色相だけ ―― 碾茶は 129°、K40 は 116°。碾茶のほうが 13° ぶん青みが強い緑です。
逆に、現行 K60 は碾茶からいちばん遠い(ΔE 14.0)色でした。明るさが 8 も暗く、鮮やかさも 10 低いためです。
もし碾茶の印象を気に入っておられたなら、K60 より K40 のほうが近いです。

03色みの違い ― 碾茶のほうが青い

碾茶は 129°、K40 は 116°。この 13° の差が、性格の違いになっています。

R / G 比自然な茶の緑(0.52〜0.88)印象
碾茶 #486a2f0.68帯の中央青みのある深緑。落ち着く
現行 K60 #4753260.86帯の上端寄り黄みのある濃い緑
K40 #5c6a2e0.87帯の上端寄り黄みのある緑。オリーブ寄り

碾茶は「抹茶の緑」に近く、K60 / K40 は「茶葉・オリーブの緑」に近いと言えます。R/G 比で 0.68 対 0.87 の差です。

🚨 なお碾茶は 2026-08-02 に、旧CAFE #2f6a48(色相 154°・青緑)から色相を補正して作られた色です。さらに元をたどると #2f6a48 は「青すぎてスターバックス系と重なる」という理由で退役しています。碾茶はその中間地点にあたります。

04印刷したとき

コート紙での刷り上がりずれCMYK 指定
碾茶#4f6d3d6.6C76 M50 Y100 K13
現行 K60#4f59366.7C74 M59 Y100 K29
K40#616d3b5.7C70 M53 Y100 K13

3色とも問題なく刷れます。ずれはどれも 6 前後で、大きな差はありません。

吸い込む紙(名刺・封筒・紙袋)では

コート紙

碾茶鮮やかさ 37.4
K60鮮やかさ 27.7
K40鮮やかさ 35.0

上質紙

碾茶鮮やかさ 17.2 ← 最も残る
K60鮮やかさ 9.2 ← ほぼ灰色
K40鮮やかさ 16.0
🚨 吸い込む紙では、碾茶がいちばん色を保ちます(17.2)。K40 が 16.0 で僅差、K60 は 9.2 でほぼ灰色になります。
名刺・封筒・紙袋を考えるなら、碾茶と K40 はほぼ互角で、どちらも K60 より有利です。

05まとめ

碾茶現行 K60K40
明るさ41.033.342.4
鮮やかさ37.427.735.0
白地コントラスト6.228.295.91
上質紙で残る鮮やかさ17.29.216.0
色みの性格青みの深緑黄みの濃緑黄みの緑
元データの指定外れるK60 そのものK40 そのもの
碾茶は「悪い色」ではありませんでした。むしろ数値上は現行 K60 より優れている面が多く、上質紙での色の残り方はいちばん良好です。
退役したのは色が悪かったからではなく、「業態ごとに色を分けるのをやめた」からです。
ただし、碾茶を復活させる場合は 🚨 元データの指定から外れます。
碾茶 #486a2f は 2026-08-02 に社内で作った色で、ロゴ元データの「C60 M36 Y100 の K60/K40」には含まれていません。創業時からの指定を根拠にできなくなります。
碾茶の CMYK は C76 M50 Y100 K13 ―― 元データの C60 M36 Y100 系とは別の配合です。
もし「碾茶の見え方が好きだった」ということなら、K40 を選べばかなり近いところに着きます(ΔE 8.8)。元データの指定も守れます。